Kyashの使い方|特徴から登録方法、リアルカード、利用制限まで徹底解説
最近個人間の送金サービスって増えてきたね。
そうだね。それぞれ特徴があって面白いよね。
でもどれ使っていいか分からんねん。どれがお得なん?
じゃあ今日は盛り上がってきてるFintech業界からオススメの1社を紹介しようか。
というわけで、今日の記事では、今注目の個人間送金&決済アプリである「Kyash」をご紹介します。
※新しいKyash Cardのことはこの記事にまとめています。
①「Kyash」の特徴(メリット・デメリット)が知りたい。
②「Kyash」の使い方が知りたい。
③「Kyash」の登録方法が分からない。
④リアルカードとは何か知りたい。
⑤キャッシュバックについて知りたい。
⑥「Kyash」の利用制限について知りたい。
ちなみに、ブログに載せてないような細かいお得情報はインスタで投稿してます。
よかったらご覧ください。
- Kyashの特徴は?
- Kyashを新規に登録する方法
- リアルカードって何?
- Kyashにチャージする方法
- Kyashで友達に送金する方法
- Kyashで決済する方法
- キャッシュバックについて
- 【!!要注意!!】利用制限について
- KyashとLine Payとの比較
- 最後に
Kyashの特徴は?
「Kyash」はアプリ上に発行される「バーチャルカード(Kyash Visa カード)」を用いてネットショッピングの決済を行ったり、友達同士の送金に利用できるモバイル決済・送金サービスです。
実店舗でも使える「リアルカード」が登場したことにより、爆発的にその利用範囲が拡大しました。
また、そのキャッシュバックの還元率の高さやポイントの2重取りが可能なお得さから、最も注目されているウォレットアプリの一つです。
Kyashで何ができる?
「Kyash」は国内初の仕組みとして、個人間送金アプリの提供を開始しました。
2017年4月のサービス開始から8ヶ月で20万ダウンロードを記録しており、2020年には国内ユーザー1,000万人を目指しているようで、キャッシュレス化へ向けた様々な施策を打ち出しています。
「Kyash」でできることは大きく分けて以下の3つです。
手数料はかかる?
「Kyash」は完全手数料無料です。
チャージでも買い物でも送金でも手数料はかかりません。
お〜。ありがたいけど、それで成り立つの?
「Kyash」で買い物をするとVisa加盟店からの決済手数料がKyashに支払われるので、ユーザーは無料で利用できる仕組みになってます。
どこで使えるの?
「バーチャルカード(Kyash Visa カード)」を用いて、世界中のVisa加盟店でオンラインでの買い物に利用できます。
また、 「リアルカード」の登場によって、実店舗でのVisa加盟店でも利用できるようになりました。
危険はないの?
Kyashは国際セキュリティ規格PCI DSSに完全準拠しており安心感があります。
また、個人情報についても保護認証のTRUSTeを取得しており、個人情報保護法よりも高い水準でプライバシーの保護がされています。
機能面においても、指紋認証や端末とは別に設定できるパスコードによりさらに安全に利用できるよう工夫がされています。
簡単いうと、ものすごく安全な設計になっているということです!
メリットは?
実際使用していて感じるメリットは以下の4つです。
①については、飲み会の割り勘や、兄弟での母の日のプレゼントの立て替えをする時に、 これまでは現金受け渡しや銀行振込で対応していたものが、「Kyash」を使えば携帯アプリでシュッとするだけで終わりますw
これまでの現金下ろす時間や、かかっていた手数料が本当にもったいなかったなと今となっては思います。
②についても、ネットでVisaカードで決済できないお店はほとんどないですし、実店舗でも「リアルカード」さえ持っていればVisa加盟店は多いので、「現金支払いのみ」という古いお店以外は利用できています。
③と④については、後述の「キャッシュバックについて」で詳しく解説します!
デメリットは?
利用していて感じるデメリットはほとんどありませんが、あえてあげるとすれば「現金化できない」ということでしょうか。
ただ、アプリ上の残高は、現金と同じようにネットや実店舗で利用できますので正直困ることはありません。
Kyashを新規に登録する方法
Kyashを新規に登録する手順は大きく分けて3つあります。
②メールアドレスと電話番号を登録
③アプリ上で「Kyash Visa カード」が発行
「マイナンバーカードや運転免許証の提出」といった面倒な本人確認がありませんので、登録は非常に簡単で1〜2分あれば終わります。
なお、アプリのダウンロードは以下の公式サイトから可能です。
リアルカードって何?
「リアルカード」はVisaブランドのプラスチックカードで、実店舗で利用可能です。
アプリ上のバーチャルカードを具現化したもので、「バーチャルカード」と「リアルカード」は同一のカードという扱いになります。
リアルカードの手数料や年会費は?
発行手数料や年会費は「無料」です。
とにかくKyashは無料・手間いらずというユーザーに優しいのが特徴です。
申し込み方法と流れは?
申し込みは簡単3ステップで終わります。
既にKyashアプリをダウンロード済みで「バーチャルカード」を持っている場合は、「リアルカード有効化」の作業が必要になります。
詳しい方法はこちらをご覧ください。
なお、「リアルカード」有効化に伴い、「バーチャルカード」の情報が「リアルカード」の情報に上書きされます。
残高や登録情報はそのまま引き継がれますが、カード番号などが変更されますので、もともとの「バーチャルカード」の情報をネットショッピングのサイトで登録していた場合は、「リアルカード」と同じ番号に登録し直す必要がありますのでご注意ください。
リアルカードをなくした場合の対処法は?
こちらの記事で図解で説明しています。
Kyashにチャージする方法
Kyashにチャージする方法は以下の3つです。
順番に説明していきます。
①登録カードで自動チャージ
KyashにはVisa/Mastercardのクレジットカード、デビットカード5枚までを登録できます。
自動チャージは、送金・決済時に残高の不足があった場合に、その不足分を登録されたカードから自動でチャージされるというものです。
カード登録の方法は?
1.Kyashアプリ上でウォレットタブを開き、「カード Visa/Mastercard」をタップ
2.クレジットカードの番号をカメラで読み取る
※番号がうまく読み込めない場合は、「手動で入力」をします。
3.「カードの登録」ボタンをタップして完了
登録カードの切り替え方法は?
幾つかのクレジットカードを登録している場合に、支払い元になるカードを切り替えるには、Kyashアプリ上のウォレットタブ画面で、使用したいカードを選択することで切り替えが可能です。
②コンビニチャージ
コンビニからのチャージも可能です。
まずアプリで「チャージ申請」を行い、コンビニで入金します。
チャージ申請・チャージの方法は?
1.Kyashアプリのウォレットタブでチャージする>コンビニを選択する
2.希望の金額を選択(初回のみ名前も入力)し、「チャージ申請」をタップ
3.コンビニ端末で発券してレジで支払いチャージ完了
③ペイジー(銀行)チャージ
ペイジーを使って銀行ATMからチャージが可能です。
まずアプリで「チャージ申請」を行い、銀行ATMで入金します。
また、ネットバンキングを利用することもできます。
チャージ申請・チャージの方法は?
1.Kyashアプリのウォレットタブでチャージする>ペイジー(銀行)を選択する
2.希望の金額を選択(初回のみ名前も入力)し、「チャージ申請」をタップ
◆残高が3万円以上の場合はチャージ申請、チャージできません。
◆1日(24H)にコンビニ・ペイジー(銀行)での申請総額が30,001円以上ある場合は申請できません。
◆チャージ最低金額は3,000円からになります。
◆申請をキャンセルしたい場合は、入金せずに72時間待てば自動的にキャンセル
になります。
④セブン銀行ATMチャージ
2018年10月22日からセブン銀行ATMチャージに対応開始しました。
1,000円以上1,000円単位でチャージ可能です。
チャージ方法は以下のとおりです。
※ATM画面上でカードを入れるよう指示がありますが、カードは入れないようご注意ください。
レジを通さなくてもATMだけで完結するのが嬉しいところです!
リアルカードは発行していなくてもアプリがあればチャージ可能です。
Kyashで友達に送金する方法
友達に送金する場合は、
①Kyashを利用している人に送金する
②Kyashを利用していない人に送金する
で少しやり方が異なりますので順に説明します。
①Kyashを利用している人に送金する
1.Kyashアプリを開き、ウォレットタブから「送金」をタップ
2.「相手を選ぶ」からKyashを使っている友達を読み込み
3.送金相手を選択し、金額を入力して「確認画面へ」をタップ
4.「スライドで送金」を下から上にスライドして完了
②Kyashを利用していない人に送金する
1,2はKyashを利用している人に送金する場合と共通です。
3.金額を確認して「確認画面へ」に進む
4.「スライドでリンクを作成」を下から上にスライドして完了
5.作成したリンクをシェアする
6.送金相手はリンク開いてKyashアプリをダウンロードしてお金を受けとる
Kyashで決済する方法
Kyashで決済する方法は以下の3つあり、ネットショッピングでもリアルな店舗でもVisaカード加盟店であれば決済に利用することができます。
以下でそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。
①ネットショッピングでの決済
ショッピングするサイトの決済画面で以下のとおり入力します。
・Kyash Visa カードに記載されている16桁の番号と有効期間を入力
・支払方法はクレジットカードの1回払いを選択
・セキュリティコードの入力が必要な場合はセキュリティコード番号(CVV)を入力
・名前の欄には「自分の名前」か「KYASH MEMBER」を入力
※分割払いやキャッシングは利用できません。
②リアルカードでの決済
クレジットカードでの支払いと同様です。
・Visa加盟店の決済時にカードを提示する
・本人確認のサインをする(不要な店舗もある)
※Kyash残高に不足がある場合は登録カードから自動的に充当されるので事前にチャージしておく必要はありません。
※Kyash残高がある場合は優先的に減算されます。
③Google Payでの決済
2018年夏以降にGoogle Payに対応予定であることがプレスリリースされてます。
これが実装されればQUICKPayが利用できる店舗ではスマートフォンだけで決済が可能になります。
どんどんキャッシュレス、ウォレットレスが進んでいきますね!
【追記】
2018年10月9日からGoogle Pay対応開始しました!
キャッシュバックについて
Kyashは、「バーチャルカード」と「リアルカード」での決済金額の2%がKyashアプリの残高に還元されます。
2%還元はクレジットカードの中で業界最高水準です。
ただし、キャッシュバックの対象外になるケースがいくつかありますのでご注意ください。
◆寄付、公共料金、各種税金、ふるさと納税、年金、金券の支払い
◆買い物がキャンセルになった場合
◆1回6,000円未満のモバイルSuicaアプリでの購入・チャージ
◆WAON、nanaco、楽天Edyなどの前払式支払手段の購入・チャージ
キャッシュバックの2重取り
クレジットカードを登録しておけば、「クレジットカードの決済分」と「Kyashでの決済分」でポイントとキャッシュバックの二重取りが可能なのです。
私の場合は、Kyashに「楽天カード」を登録していますので、Kyashで決済することで、3%分の還元を受けることが可能です。
この【還元率の高さ】+【利用できる場所がものすごく多い】Kyashを利用しない理由が見当たりません。
この還元率が維持される限りは使い続けるでしょうね。
さらにお得な他の決済手段との3重取りについてはインスタで紹介しました。
キャッシュバックの時期
キャッシュバック対象となる決済を行った翌月末にKyashアプリ残高にキャッシュバックされます。
キャッシュバックが完了したらお知らせメールが届きますので、忘れないうちにチェックしておきましょう。
【!!要注意!!】利用制限について
Kyashは基本的に個人での利用が想定されており、金額面での制限が色々とあります。
事業ではなく個人が生活の中で普通に使用する分にはそこまで影響あるものは少ないですが、制限については確認しておきましょう。
<残高>
<送金>
・1ヶ月あたり10万円まで
・1回あたりに送金できるのは1人まで
・1回あたりに請求できるのは10人まで
・1回あたり3万円以下
・1ヶ月に12万円まで
・Kyash Visaカードの期限内の利用上限は100万円
※100万円を超えて利用してもKyash Visaカードを更新することで継続して利用可能。
※上限額が近くなったらKyashから案内が届くので安心です。